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2025.09.16 Tue.

今月の薬膳食材:梨

9月7日は白露。ようやく残暑がおさまり、空気が冴えて秋らしくなる頃とされています。そんな秋の初めに、労わっておきたいのは胃腸です。夏の冷たいものの飲みすぎ食べすぎ、猛暑による疲れ、冷房による身体の冷えなどの影響で、胃腸は弱っています。旬の食材を煮物にするなど、温かく消化の良いものを食べて胃腸をいたわりましょう。

 

今月気をつける病気:疲れ・秋風邪・喘息・鼻炎・しみ

 

養生としては・・・

夏の疲れが出やすい時期です。疲れを癒しながら、秋の乾爆と寒暖差に注意しましょう。

①軽い運動

ウォーキングやストレッチで気

の巡りを良くし、夏の疲れをリセットしましょう。

②乾燥を防ぐ

秋になると気温が下がり始め、空気が乾燥してきます。そのため、肌が乾燥する、便をしやすいなどの症状が出やすくなります。加湿器などを上手に使って、乾燥対策をしましょう。

③基礎体力を養う

秋は人体にとっても収穫の季節で、体力を養う重要な時期といえます。また「秋老虎」といって暑さが急に戻ることがありますが、この時冷たいものを飲んだり食べたりし過ぎないように気をつけましょう。

 

さて、今月の食べ物は・・・

        ~梨~

 

効能としては

水分と食物繊維が比較的多く、便をやわらかくする糖アルコール(ソルビトール)を含んでいるので便秘予防におすすめです。また、カリウムは高血圧予防にも効果的です。東洋医学では梨の搾り汁が咳止めに効果があるといわれています。

口渇・痰の多い咳・声がれ・肌荒れ・飲疼痛・盗汗・酒酔いなどに効果があるとされています。

(脾胃の冷えている人・肺の冷えている人は食べ過ぎないように注意)

 

主な成分と機能成分

・ポリフェノール:抗酸化作用・抗動脈硬化

・食物繊維:整腸・抗循環器疾患

・アスパラギン酸:スタミナアップ

 その他カリウム・亜鉛・銅・ビタミンCなど

 

 

①味は「甘・微酸」

②食性は「涼」

③帰経は「肺脾胃」

 

ですがどんな食材も食べ過ぎは禁物です。様々な食材をバランスよくとりいれましょう(^_-)-☆

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