今月の薬膳食材：ねぎ

１２月寒さが厳しく、何かと忙しい時期です。そのため、肉体的にも精神的にも疲れがたまりやすくなります。この季節は、体を温め、血行を促し、胃腸の働きを整える食材を意識して取り入れるのがおすすめです。

今月気をつける病気

胃腸病・高血圧・心臓病・風邪

さて、今月の食べ物は・・・

～ネギ～

体を温めて汗を促し、体の外側にたまった冷えや風邪（ふうじゃ）を外に追い出す働きがあり、かぜの初期症状や冷えに効果的です。
香り成分アリシンが血行を促し、胃腸の働きを整えます。薬膳では「陽気を巡らせる食材」とされ、寒い季節にぴったりです。

効能としては

風寒感冒・寒気・冷え

主な成分と機能成分

緑色の部分には、β－カロテン、ビタミンCなどが豊富です。 白い部分に多く含まれる香り成分、硫化アリルは、消化液の分泌を促して食欲を増進させる他、ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復につながります。 さらに抗菌、殺菌作用など様々な働きをします。ピラジンには血栓予防効果があります。

①味は「辛」

②食性は「温」

③帰経は「肺・胃」

ですがどんな食材も食べ過ぎは禁物です。様々な食材をバランスよくとりいれましょう(^_-)-☆

今月気をつける病気

胃腸病・高血圧・心臓病・風邪

気負わず、その時の体調にあった食べ物を美味しく摂取するのが薬膳ですよ(^^♪