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3F・グリーンゾーン
2022.09.19 Mon.
マザーボードのスペック講座〜チップセットで製品の位置付けを確認〜
こんにちは。
ゲーミングライン沖縄パルコシティ店のブログを
閲覧していただきありがとうございます。
マザーボードは、各パーツを取り付ける自作PCにおいて必須のパーツです。
しかし、細かい仕様は案外知らない方もいるのではないでしょうか。
そこで!マザーボードの選び方を、スペックの読み方を確認しながら紹介していきます!
チップセットで製品の位置付けを確認
チップセットはマザーボードの機能をまとめる役割を担っており、ここからおおまかな仕様が分かります。
ただし、マザーボードのスペック表ではチップセットの型番以上の情報は掲載していないことがほとんどです。
チップセットは最上位モデルが最も多機能で、下位モデルになるほど機能が減っていきます。
モデル間の差となるのはCPUやメモリーのオーバークロック対応、PCI Expressの総レーン数、USB端子の数などです。各チップセットの特性を覚えておくと製品選びに役立ちますが、特定のマザーボードの仕様を調べる上ではそれほど重要ではありません。チップセットの仕様は複雑な上、マザーボードはチップセットの備える機能を全て搭載しているわけではないためです。
Intel Z690を例に、USBの仕様を見てみると、USB 3.2 Gen 2x2(20Gbps)を最大4個、3.2 Gen 2x1(10Gbps)を最大10個、3.2 Gen 1x1(5Gbps)を最大10個、USB 2.0を14個利用できるという仕様だが、全てを利用できるわけではありません。
Intelのチップセットは「Flexible High Speed I/O」という機能を備えており、一定の範囲で高速なデータバスの役割を変更できます。USB 3.xに割り当てられたデータバスは10本で、5Gbpsと10Gbpsは1本、20Gbpsの端子は2本利用します。そのため配分によってはUSB 3.x端子は最大6個というケースもあり得ます。
画像はIntel Z690のデータシートからの引用。
詳しく知りたい方はこちら↓
https://www.ask-corp.jp/guide/motherboard-specs.html
用途にあったチップセットを選ぶことで、より充実したPCライフが送れます!