SHOP BLOG

ショップブログ

3F・グリーンゾーン

GamingLINE

インターネット回線ショップ

10:00~22:00098-943-4203

2022.09.22 Thu.

マザーボードのスペック講座〜拡張スロットとM.2スロット〜

こんにちは。

ゲーミングライン沖縄パルコシティ店のブログを

閲覧していただきありがとうございます。

 

マザーボードは、各パーツを取り付ける自作PCにおいて必須のパーツです。

しかし、細かな仕様については案外知らない方もいるのではないでしょうか。

そこで!マザーボードの選び方を、スペックの読み方を確認しながら紹介します!

 

拡張スロットとM.2スロット

 

拡張スロットの仕様は少し複雑です。現行プラットフォームでは、Intel系、AMD系ともにCPUとチップセット双方にPCI Expressコントローラーを備えています。あるスロットはPCI Express 4.0、別のスロットは3.0

という風に対応が分かれるため、どのスロットがCPUとチップセットのどちらに接続しているかが記載されています。

CPUに接続しているスロットは、使用するCPUによってPCI Expressのバージョンが変わることもあります。

 

      画像

拡張スロットとストレージの項目。こちらも画像はMSIのMAG X570S TOMAHAWK MAX WIFIのものです。「PCI_E1」や「M2_1」の表記は、各スロットの番号。マザーボード本体やマニュアルにも載っているので、どのスロットを表しているのかが分かります。

 

M.2スロットには主にSSDを取り付けます。こちらもPCI Express接続が主流のため、拡張スロットと同じようにCPUとチップセットのどちらにつながっているかが記載されています。SSDの最大速度はPCI Expressのバージョンが大きく影響するため、使用するSSDの接続規格とM.2スロットが同じバージョンに対応していることを確認しておきましょう。

 

M.2スロットはPCI Express接続だけでなく、SATA接続のSSDにも対応します。ただし全てのスロットが両方に対応するわけではありません。SATAのM.2 SSDを使用する場合は対応スロットの確認も重要です。

 

最新プラットフォームではあまりないが、M.2スロットが他の端子やスロットと排他仕様になっていることもあります。M.2のSSDが普及し始めた頃はプラットフォーム全体でPCI Expressのレーン数が足りず、M.2スロットにSSDを接続すると特定の拡張スロットが無効になることもあり、SATAに関しても同様で、M.2スロットにSATA SSDをつなぐと特定のSATA端子が無効になることもあります。

 

       画像

MSIの「MEG Z590 UNIFY」の場合。M.2スロットの接続先をCPUに設定すると本来x16のPCI Expressスロットがx8での動作になること、特定のPCI ExpressスロットとM.2スロットが帯域を共有しており、同時利用には制約があることなどが注釈に書いてあります。

 

詳しく知りたい方はこちら↓

https://www.ask-corp.jp/guide/motherboard-specs.html

ツイートする
LINEで送る

最新記事